春
雪解けが始まると一斉に草木が芽吹き、野鳥のさえずりが林に響きます。ゴールデンウィークまで楽しめる春スキー、自然の恵みをいただく山菜採り、雪解け水で迫力の増すラフティングから始まり、坐忘林周辺では様々なアクティビティを楽しむ事が出来ます。
坐忘林から車で1時間ほどの仁木町には、ワイナリーや果樹園が多く、春にはさくらんぼ、桃、りんごの花を楽しめます。さらに車をすすめると運河や石造りの倉庫で有名な小樽に着きます。歴史情緒あふれる町並みだけでなく、新鮮な海鮮料理や寿司、小樽限定のスイーツなどを堪能出来ます。
夏
夏でも涼しい気候は、ゴルフ、サイクリングなどに最適です。坐忘林の近くには、羊蹄山とニセコ連峰を望む素晴らしいゴルフコースがいくつかあります。国際自転車競技連合(UCI)公認の140kmを走るニセコクラシック、坐忘林の前の14kmの坂道を一気に駆け上がっていくニセコヒルクライムなど、数々の自転車競技も開催されるようになりました。
坐忘林から1時間ほどの洞爺湖では、北海道の雄大な景色の中でプレー出来る「ウィンザー・グレートピーク・オブ・トーヤ」ゴルフコースやミシュランの星を獲得した「ミシェル・ブラス トーヤジャポン」でのお食事を楽しめます。また、6月、7月が旬のウニが採れる、日本海に突き出た風光明媚な積丹半島を巡るドライブもおすすめです。
秋
本州よりもかなり早く秋めいてくるこの地域では、朝晩の気温がぐっと下がると紅葉が一気にすすみます。ブナやミズナラの木が紅葉し、黄色やオレンジに染まる山々と黄金の絨毯のような草紅葉の湿原を巡るトレッキングや温泉巡りも秋の楽しみです。
坐忘林周辺には、木道を歩いて神仙沼まで行く軽めのコースから、本格的なアンヌプリ連山縦走コースなど様々なトレッキングコースがあります。 山歩きの後には、周辺の15カ所以上ある温泉を訪れて、ゆっくり温泉に入り体を癒してはいかがでしょうか。
ウィスキー好きの方には、坐忘林から車で1時間ほどにあり、ニッカウィスキー創業の地として朝の連続ドラマで話題になった「余市蒸留所」の見学をおすすめします。 世界で評価される日本のウィスキーの工場でその製造工程を学び、試飲も出来ます。
冬
世界有数の豪雪地で上質なパウダースノーが降るこの地域は、世界中からスキーヤー、スノーボーダーを惹き付けます。
坐忘林の近くには、「花園スキーリゾート」「ニセコマウンテンリゾートグランヒラフ」「ニセコビレッジスキーリゾート」「ニセコアンヌプリ国際スキー場」の4つのスキー場があり、この4カ所を総称したニセコユナイテッドでは、総計50km以上に及ぶ滑走が楽しめます。ニセコを制覇した方には、モイワ、ルスツへの日帰りスキーもおすすめです。
ウィンタースポーツ以外にも、小樽の雪あかりの路フェスティバルや、札幌の雪祭りなどのイベント、この時期ならではの海鮮やジビエを堪能するのも冬の北海道の楽しみです。